鍛造事典

Forging Encyclopedia

歴史からノウハウまで
知っておきたい鍛造の基礎知識

鍛造部品の後処理について① 後処理の流れ

鍛造加工後、まずバリ抜きを行った後、各種熱処理や表面処理を実施し、製品として完成させます。

鍛造・バリ抜きを終えた部品に対し、材料の種類によって熱処理を実施。続いて、表面加工や切削加工等を行い、製品として完成させます。

2段階の表面処理、除去加工と付加加工

鍛造工程を終えた部品には、必ずバリが発生します。鍛造において、バリは金型の損耗と、材料の内部欠陥を防ぐ上で必要な存在であり、これを無くすことはできません。そこで、鍛造工程後、パーティングラインの形状に沿った金型で打ち抜くことで、バリを剪断・除去します。

次に、アルミニウムや鉄の鍛造品に対しては、必要に応じて材料改質のために熱処理を行います。

鍛造部品における後処理の流れ

バリ抜き、熱処理が終わった後、表面処理を実施します。
表面処理には、材料表面の付着物または材料そのものを削る「除去加工」と、新たな特性や機能を付加する「付加加工」の2段階があります。上の流れ図に示す通り、ショットブラスト、バレル処理等の除去加工を行った後に切削加工を実施し、最後に各種めっきや塗装等の付加加工を行い製品を完成させます。
なお、付加加工の目的は、下記の通りです。

  • 耐摩耗性向上
  • 耐疲労性向上
  • 耐食性向上
  • 耐熱性向上
  • 耐薬品性向上
  • 潤滑性向上
  • 塗装下地 etc...

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