アルミ鍛造の用途

軽さと高強度を活かし、自動車や航空機、エレクトロニクス機器等、
あらゆる産業分野の部品製造に活用することが可能です。

高強度なアルミ鍛造部品は、その特性を活かし、自動車や航空機部品をはじめ、バイク部品、空調機部品、エレクトロニクス機器部品など幅広い分野で活用されています。

軽量なアルミニウムに、鍛造で高強度を付与することが可能

アルミニウムは、鉄や銅に比べて非常に軽量であり、マグネシウム、マンガン、銅、ケイ素、亜鉛等との合金によりさまざまな特性を持たせることが可能です。また、耐食性・加工性がよく、熱・電気伝導性が高く、気密性の高い部品を製造可能。さらに、磁気を帯びず、光や熱を反射し、無害で衛生的など多様な特性を備えています。

このような優れた特性を持ったアルミを鍛造することによって、強度を高めることができ、自動車や航空機部品をはじめ、バイク部品、空調機部品、エレクトロニクス機器部品など幅広い分野で活用されています。

アルミ鍛造品イメージ

例えば、冷間鍛造では、ハードディスクのモーターハブや、自動車のブレーキ、ピストン、バルブ、ホイール、フランジ等。熱間鍛造では、自動車のスリーウェイジョイント、ダンパスクリュー、ピストン、航空機の窓枠、結合金具、ギヤ-シリンダ等に採用されています。

いずれも、アルミ鍛造により部品の強度を高め、軽量化・薄肉化を図ることが可能です。

さまざまな分野で活躍するアルミ鍛造部品

アルミ鍛造は、軽量かつ高強度なアルミニウムの特性を活かし、さまざまな分野で活用されています。

  • 真空機器部品
  • 自動車部品
  • 航空機部品
  • バイク部品
  • 空調機器部品
  • エレクトロニクス機器部品
  • 光学機器部品  etc…

アルミ鍛造は、その他あらゆる業界の部品加工に幅広く採用されています。

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  • [鍛造事典] 鍛造によるコストダウン
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