鍛造について

鍛造について

金属をハンマーや金敷、金型等で打撃することで、強度や靱性を高めながら成型を行う方法。

鍛造(forging)とは、金属における塑性加工法の一種。金属をハンマーや金敷(かなしき)、金型などで打撃し、圧力を加えることで成型を行います。これにより、金属内部の空洞をなくし、金属を構成する結晶の流れを整えることができ、強度や靱性(粘り強さ)を高めることが可能となります。

鍛造の歴史

鍛造は、人類が金属を発見して以来、最も古い歴史を持つ金属加工方法の一つです。古くは紀元前4000年頃のエジプトやメソポタミアにおいて、金銀や銅などを用い、礼拝対象物や装飾品等が鍛造されていたと言われています。

日本においては、弥生時代に鉄の鍛造品が作られるようになり、古墳時代には朝鮮半島南部より鍛冶技術を持った「韓鍛冶」が渡来して技術が進歩しました。その後、鋤(すき)、鍬(くわ)などの農具や、日本刀、鉄砲などの武器が鍛造によって作られてきました。

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鍛造の種類

鍛造は、金型を用いる「型鍛造」と、用いない「自由鍛造」に大別されます。

その中で、型鍛造は、加工温度により「熱間鍛造」「冷間鍛造」「温間鍛造」の3種類に分類。一方、ハンマーや金敷(表面が平面または曲面をした工具)で材料に圧力を加える自由鍛造は、大型鍛造品等の一品生産に適しています。

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鍛造のメリット

鍛造加工のメリットは、生産効率の高さと、高い強度・靱性が得られることにあります。製品の形状に沿った鍛流線(メタルフローライン)が形成され、これにより薄肉化や中空構造を実現でき、材料費の低減が図れるほか、複数部品を鍛造で一体成型することで工程短縮も可能です。

そして、鍛造は、鋳造や削出し機械加工との比較においても、さまざまなメリットを得ることができます。

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鍛造の用途

このような鍛造ならではの高強度・高靱性を活かし、あらゆる分野で鍛造品は利用されています。ガス給湯器等の家庭用機器をはじめ、電設機器、農機具、高圧ポンプ機器、半導体製造装置、レーザー機器、ロボット機器等の産業用機器、そして、自動車・鉄道・航空機等の輸送機器や、発電所の巨大なタービンを回すローターシャフトに至るまで、活用範囲は多岐にわたります。

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